【新車でもサビる?】下回り防錆が必要な理由|新潟の塩害対策

車を購入したばかりの方、これから新車を検討されている方へ。
「せっかくなら長く、大切に乗りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っていただきたいのが、新車のうちに“下回り防錆施工”をしておくことの重要性です。
実は、サビのリスクは購入直後からすでに始まっていると言っても過言ではありません。
新車でも、錆びます。
自動車の主な素材は鉄。つまり、何もしなければ必ず錆びます。
「新車なんだから、防錆はもうされているのでは?」
そう思われる方も多いかもしれませんが、実は下回りに関しては、ほとんど何も処理されていないのが実情です。
実際に、新車の下をのぞいてみると、塗装されていない金属むき出しの部分がいくつも見つかります。
これはメーカー出荷時の標準仕様であり、“本格的な防錆処理”は施されていないのが一般的です。
そしてこの差が、数年後のサビ・腐食・下取り価格に大きく影響してきます。
新潟は、日本で最も錆びやすい地域?

関東など比較的穏やかな地域では、たとえ簡易的な塗装でもそこまで深刻な錆被害は起きません。
しかし、ここ新潟は話が別です。
- 冬場に大量に撒かれる融雪剤(塩化カルシウム)
- 海からの潮風や湿気
- 朝夕の温度差による結露と乾燥の繰り返し
これらが車の下回りを強烈に攻撃し続ける環境なのです。
実際に、防錆剤メーカーが「新潟は全国でも最も過酷なエリア」と明言するほど。
そのため、全国展開しているメーカーでさえ、近年では新潟県限定でCMを出すほど防錆の需要が高まってきています。
「いつ施工すべきか?」の答えは「新車のうちに」

サビは一度発生すると、完全に取り除くことはできません。
だからこそ「サビてから対処するのではなく、サビる前に守る」ことが大切です。
つまり、新車を購入した今が最も防錆施工に適したタイミング。
車の寿命を延ばし、下取り時の査定額にも差が出るなど、将来的にも大きなメリットがあります。
まとめ
車の下回りは日常的にダメージを受け続ける場所であり、新潟のような雪国では特にサビの進行が早まります。
新車時にしっかりとした防錆処理をしておくことで、車の寿命やリセールバリュー、そして走行時の安心感まで守ることができます。
後から高額な修理や部品交換で悩むよりも、サビが発生する前に「予防」することが、もっとも合理的で確実な選択です。